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姫葦・京鹿子 | Reed and Filipendula purpurea

紅色の華麗な花を咲かせる京鹿子が雪の頃にはまた別の姿を見せてくれる

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晩秋の山にて 桜桃斯く在り桜姫葦姫葦・京鹿子鵯上戸 柚子 鵯上戸 櫻桃
  

「人生とは何か、人間如何に生きるべきか」を問い続けること、そして思い考え感じた、それら名状し難い混沌をキャンバス上に表すことが僕の生涯をかけた仕事である。表現方法としては、西洋の材料である油絵具に金箔、銀箔、和紙、膠など日本の伝統的素材を加えて、これまでにない新しい世界観を表そうと考えている。わび、さび、幽玄など日本文化の最深奥に流れている概念があるが、そういう概念を介さずに直接心を打ち貫く切実さを描きたい。ものの持つ本来の面目を。

前 壽則 Mae Hisanori

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